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高熱が出たときのレメディーと取り方

高熱が出たときのレメディーと取り方

体温が38度以上(平熱より1.5度以上の発熱)あり、状態が苦しい場合にとります。

熱はHP用発熱ウィルスや菌等を排出するなど、目的があって上がりますからむやみにHP用ばい菌悪顔

下げればいいというものではありません。

体が排出したいものを出し切ったとき、自然に下がります。

以下のレメディーは高熱で苦しいときに体温を1度くらい下げて

しのぎやすくしたり、41度以上になる危険や髄膜炎になる危険を回避するためのものです。

レメディーは高熱を緩和するものであり、解熱のレメディーというのはないのです。

それらを念頭におき、熱が上がったり下がったりを繰返しても、怖がらずに落ち着いて対処しましょう。

自分やお子さんの平熱を知っていますか?電子体温計

まずは平熱を把握することが大切です。一般的な平熱は36.5度ですね。しかし最近のお子さんは活力がなく、平熱が低い傾向にあります(ホメオパシーによって免疫力が上がると平熱の値も上昇します)

例えば38度の発熱といっても、平熱が35度台の方にはかなり高熱ですから、それを考慮して下記のアドバイスを参考にしてください。以下は、平熱36.5度の方を目安にしています。

*基本的にキッズトラウマキットのレメディー対象なのでポーテンシーは200cですが、30cでも選択は同じです。

30cは効き目がやさしいので様子をみながらリピートしてください。

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*レメディー名をクリックすると、くわしいマテリアメディカが参照できます。

①一番初めにとるのは、ACON(アコナイト)200cです。

発熱から24時間以内の場合に特に有効です。1粒とり、5~10分後に熱を測り、変化がなければ②に進みましょう。

②次にとるのはBELL(ベラードナ)200cです。

顔が熱く、赤く、目がウルウルしている、頭で脈がボンボンと波打つようなかんじ。                     顔と頭は熱いが、手足は冷たい、機嫌が悪いなどが特徴。                                  1粒とって5分して熱を測り、まったく変化がなければもう1粒リピートします。                        5分後に再度測定しても変化がなければ③へ進みます。

③ここからは症状別です。

A:STRAM(ストロモニウム)200c
高熱がつづき、見えない何かを見て恐怖におののき、うわごとを言う。ぼーっと目の焦点が定まらないかんじ。         熱性痙攣を起こしたことがある。

B:OP(オピウム)200c
高熱がつづき、呼びかけても無反応、ぐったりと眠り続ける。ただし顔だけ熱い汗をかいている。            麻酔薬やモルヒネなどを取ったことがある。

C:CUPR(キュープロム)200c
呼吸が苦しそう、熱性痙攣を起こしそう。手など身体の部位が痙攣している。                       痙攣を起こしたときには、気管に入らないように、下唇と歯茎の間にレメディーをはさみこんでください。

D:GEL(ジェルセニウム)200c
寒気がしてブルブルとふるえが止まらず、骨や筋肉がマヒするような痛み。頭も四肢も重くだるい。                のどが渇かないのに、多量の排尿。インフルエンザかも知れないときにも。

E:PYROG(パイロジェン)200c
高熱が続いているにもかかわらず、ベラベラとよくしゃべり、動き回ってうるさい。                           高熱なのに熱い風呂に入りたいと思う。感染症にかかりやすい 傾向にある。下痢をしている。                  40度以上になったらぐったりしていても、パイロジェンを必ず上げましょう。                              ホメオパシー版抗生物質なので、敗血症、髄膜炎を 予防します。

F:PULS(ポースティーラ)200c
朝になると熱が下がるのに、また夕方からしだいに上がり、夜中に高熱になるを繰り返す。                     気管支ぜんそくやアレルギーがある、または中耳炎によくなる甘えんぼのお子様に。

高熱が上がったり下がったりを繰り返す場合、PULS以外に基本キットのChin(チャイナ)も有効です。

G:CARC(カシノシン)200c
39 度~40度以上の高熱が続き、なかなか下がらない。ホメオパシーを始める前はずいぶん薬を取った。      予防接種をたくさんした。普段から免疫力が低いと思う。 パイロジェン同様に敗血症や髄膜炎、感染症を予防しますからパイロジェンをとっても症状に変化がないときにとるとよいでしょう。

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HP用氷嚢高熱の対処で忘れてはいけないのは、氷嚢などで後頭部脇、鼠蹊部などを冷やすこと。

氷嚢は冷たくなり過ぎないように、タオルなどで包んで身体に当てましょう。

また、水分の補給も大事です。ポカリスエットなどのイオン飲料やミネラルウォーターを取りましょう。

高熱のサポートレメディーも大事です。

バイタルソルト、Kali-P(ケーライフォス)30cは常備しておきたい高熱時のサポートレメディーです。

バイタルソルトは、人体に不可欠な12種類の生命組織塩のコンビネーション。                            高熱と戦うときに身体が失うミネラルの補給に最適です。

そしてKali-P(ケーライフォス)=(リン酸カリウム)のレメディーは、髄鞘=ミエリン鞘の保護に有効とされ、髄膜炎の予防に役立ちます。疲労回復のレメディーでもありますから、病後の体力回復にも有効です。

バイタルソルト、Kali-P30cは、熱の対処レメディーといっしょに水に溶かし、1日に何度も(随時)上げてください。

 

 

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