第19回JPHMA学術大会発表ケース「インナーチャイルドの癒しと体臭、卵巣チョコレート嚢胞の改善」

2019年1月6日に第19回JPHMA学術大会で発表した症例をご紹介します。

ステージ発表は10:15~10分間でした。

発表3

 

 

 

 

 

スライド1PPT1:東京都練馬で日本ホメオパシーセンター練馬平和台を運営しております、片上敦子です。

みなさん、体臭というとそれって病気なの?と思われるかもしれません。

しかし近年、消臭剤のテレビCMが頻繁に放映され、人が臭いを気にする傾向がうかがえます。

また、「病気と臭い」という面では、1989年にがん患者特有の臭いを訓練された犬がかぎ分けられる可能性が発表され、アメリカでは2006年に肺がんは99%、乳がんは88%特定したと発表されています。その後も様々ながんを、がん探知犬が早期に発見できたという報告があり、がんと臭いの関係性は重要視されています。

スライド2PPT2:さて、今回のケースは、質問表に3つの主訴が書かれていました。

1番が体臭、2番目が骨盤内のリンパ節の腫れで、悪性リンパ腫の疑いあり、そして3番目に卵巣チョコレート嚢胞とありました。

そして、「本来、リンパ節の腫れや卵巣嚢胞が一番の主訴でしょうが、私の一番の問題は体臭なので、これを先に治したい」とありました。

しかし、ご存知の通りホメオパシーは、症状の一部をだけを先に治すということはできません。心と身体、魂がリンクしているZENホメオパシーで癒しに導くとしたら、体臭とこれらの症状はリンクし、その根底には心の問題であるインナーチャイルドがあることもうかがえます。初回相談会ではこれらをご理解いただき、すべてを同時進行でレメディの選択をしました。それでは第1回目のレメディーの前に、この方のタイムラインをみていきましょう。

スライド3PPT3:まずワクチンをひととおり接種しています。

ピルの摂取後、頭皮にでた発疹をステロイドで抑えています。

26歳のウェディングドレスの試着時にはじめて腋臭の臭いが気になりました。

また、20代で水虫と真菌に感染しています。

 

 

スライド4PPT4:35代後半から腹部にできたイボを液体窒素でとり、40歳では胃のポリープを切除、

47歳では大腸ポリープを切除、さらに膣炎に繰り返しなり、何度も膣剤を投与しています。

 

 

 

スライド5ppt5:48歳のときに腋臭の臭いが悪化し、検診の結果から医師にすすめられ検査をすると、

リンパ節の腫れが複数見つかり、悪性リンパ腫の疑いもありと診断されました。

さらにその検査で、卵巣チョコレート嚢胞も見つかりました。そして49歳で、さらに体臭が悪化、腋臭にプラスして、生ごみが腐ったようなツンをする酸っぱい刺激臭となり、会社で異臭騒ぎになるほどで、相談会にいらっしゃいました。

スライド6PPT6:それでは第1回目のレメディーです。

体臭の特徴、リンパ節の腫れ、卵巣嚢胞の3つの症状でレーパライズしたTBRです。

 

 

 

 

スライド7PPT7:

この結果はこちらになります。

 

 

 

 

スライド8PPT8:

1番目はLYCですが、卵巣嚢胞やリンパ節の腫れの改善に、2番目のMERCを選択しました。

またタイムラインで、白癬菌と真菌に感染し、薬で抑えたことも体臭の大きな要因のひとつとし、

抗疥癬はNAT-M、そのサポートにSEPを。

腹部のイボ、胃や大腸のポリープ、卵巣嚢胞、リンパ節と、腫を作る淋病マヤズムの傾向が強いので、昼にTHUJを入れました。

スライド9PPT9:次は2回目の相談会になりますが、2回目では、メンタルに焦点を当て、幼少期の話をうかがいました。

すると、お母さまとの確執があることがわかりました。

 

 

 

スライド10PPT10:「小さい頃、家は田舎で小さいお店を自営し、店の後ろの6帖一間に家族4人で暮らしていた。お風呂が家になく、他人の家に入りにいったり、自転車が1台しかなく、兄弟ででかけるときに友達に借りたことがはずかしかった。

クリスマスや誕生プレゼントはもちろんなかったし、毎日のおやつもなかった。

高校卒業後、専門学校に行きたいといったが、兄を行かせるのであなたは就職してと母に言われた。

結局進学はできたが、そのような状況だったので成人式の振袖も、自らいらないと遠慮したし、友人に誘われた卒業旅行も行きたいとは言えなかった」

「でも貧乏なんだからしかたない」と思っていたが、自分が35歳のとき、父が脳梗塞で倒れた際、「これだけ預金があるから大丈夫よ」と見せてくれた両親の通帳の額が、想像を超えていて、ショックを受ける。

幼少期は「家が貧乏だ」と思ったからこそ、いろいろな事を我慢してきたが、「こんなに貯金ができるなら、もう少し子供にお金をかけてくれてもよかったのでは」と思ったということです。

スライド11PPT11:さて、ここで再度タイムラインに戻ってみると、問題となる病気がでてきたのは、

預金額を見せられてショックを受けた35歳以降なんですね。

これにより、インナーチャイルドと病が密接に関係していることがわかります。

 

 

スライド12PPT12:2回目のレメディーはこちらです。

メインはAnt-Cです。

幼少期にほとんどの歯が虫歯だったこと、うおのめや疣、酸っぱい臭い、酢で悪化、

甘いものへの執着と過食、胃や大腸のポリープ、母への怒り。

抗疥癬は、MUR-ACです。軟便や下痢が多く、切れ痔や肛門が腫れている感覚、膣炎。

そして母への怒りの解消に、サポートYURUSHIをお出ししています。

スライド13PPT13:この2回目の相談会後、悪性の疑いがあったリンパ節の腫れは、

再度検査の結果、良性の可能性が高いという診断になり、お互いにほっとしました。

3回目の相談会では、レメディーのポーテンシーをあげた形で、大きな変更はありません。

そしてこの後にうれしいメールが届きました。

 

スライド14PPT14:初回相談会から約4か月後の婦人科検診で、

卵巣嚢胞の大きさが3.8㎝から2.4㎝に小さくなったという報告でした。

担当医からは、「この大きさならもう問題ない」とのコメントも。

そして心の変化もありました。

母に対する怒りの気持ちが、「母の死後に、こんなに預金があったのかと思うよりは、早く言ってくれてよかったかもしれない」と思えるようになったということです。

ただ、ここでもうひとつのメンタルの問題がありました。

それはご主人を失う恐怖です。

ご主人との結婚生活が破綻する夢を同じシチュエーションで何度も繰り返し見るのです。

スライド15PPT15:質問表に一番の恐怖は「いつか来るであろう主人との別れ」とありました。

金銭面でご両親へ頼れなかった分、伴侶になったご主人への信頼と愛情が深く、それを失うのが一番の恐怖なのではないか。

聞けばご主人は背が高く、安定した収入で、友達からもステキなご主人ねと言われるほどで、

いつか去ってしまうのではないかという恐怖がずっとあるそうです。この恐怖が、パートナーシップと関連が深い、第2チャクラの炎症原因である可能性も高いので、4回目の相談会では日本のフラワーエッセンスの「ヤブツバキ」を選択しました。

スライド16PPT16:ヤブツバキのフラワーエッセンスの特徴はこちらです。

クライアント様の風貌は、ぽっちゃり系で、女性らしく控え目でかわいらしい印象の方です。

4回目相談会後、ヤブツバキを取り出してすぐにいつもの夢を2回見たが、それ以降は見なくなった。

その後も、あれほど繰り返し見てきた離婚の夢はほとんど見なくなりました。

日本人の心を癒してくれる日本のフラワーエッセンスは素晴らしいですね。

スライド17

PPT17:

4回目のレメディーはこちらです。

 

 

 

スライド18PPT18:さて、6回目の相談会は5月末で、気温があがり体臭が気になる季節に突入しました。

そこで改善してきた卵巣やリンパの項目を入れずに再度TBRを行ってみました。

それがこちらです。

 

 

スライド19PPT19:これまで考えてもみなかったCHAMが一番に浮上したので、

2番のSEPとともに体臭の改善に試すことにしました。

 

 

 

スライド20PPT20:6回目のレメデイはこちらになります。

その結果、6月は梅雨で臭いが気になる季節になったが、部屋に充満するほどではなくなり、昨年よりは臭いが減ったと実感したそうです。

そこでCHAMの効果を確信できた7回目の相談会では、ポーテンシーをLM3から4にあげてお出ししました。CHAMはTBRで、発汗の性質の酸っぱい臭いの汗とべとべとする汗でいずれも4度です。

 

スライド21PPT21:するとまたうれしいメールが届きました。

7月11日の婦人科検診で、卵巣の大きさが約1.5㎝まで縮小し、

担当医は、「以前あった卵巣内の血液もなくなったので、定期的な検査は必要なし」との事。

相談会から9か月間の卵巣チョコレート嚢胞の大きさの推移はこちらになります。

そして猛暑にもかかわらずCHAMで体臭がさらに減ってきたので、その後3回の相談会は、レメデイはあまり変えずにCHAMのポーテンシーをあげてとっていいただきました。

スライド22PPT22:ではまとめです。

一番の主訴であった、生ごみが腐ったような体臭は、CHAMにより、臭いを10段階で表すと、

6月、7月、8月とCHAMのポーテンシーをあげるごとに気にならなくなり、

猛暑日でもCham30cを粒でとると、臭いゼロのなるときもあると喜んでいただきました。

ただ、また秋から少し臭いが戻っている感じがするということで、さらなる改善にむけてレメデイを模索中です。

次に卵巣チョコレート嚢胞は、正常の大きさに縮小し、チョコレート状の血液も消失しました。

そしてインナーチャイルドでは、

「お金がないから我慢」を強いられた母への怒りが少しずつ減り、

「夫を失う恐怖」は、繰り返し見る夢に悩まされるほどではなくなりました。

スライド23PPT23:最後に考察です。

初めに、MERCやTHUJで薬害のデトックスを突破口にし、

次はインナーチャイルドの癒しを行う中で、次第に中核に迫るレメディのCHAMが現れました。

不機嫌な子供のレメディーとして知られるCHAMにより、体臭が劇的に改善していきましたが、

TBRで体臭の症状を主に入力して浮上したレメディーが、

こうしてインナーチャルドをもカバーするレメディであったことに驚きました。

まさに心と身体は一体であり、インチャの解放なくして、

病の根本的な治癒はないと思えるケースだと思います。

以上となります。

ご清聴ありがとうございました。