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2011年国際カンファレンスで発表したケース(高機能自閉症で特別支援学級から一般中学を受験して合格)

2011年国際カンファレンスで発表したケース(高機能自閉症で特別支援学級から一般中学を受験して合格)

(2011年10月17日ブログに掲載)

2011年10月8、9,10日の国際カンファレンスで
発表した症例を掲載したいと思います。

こちらは口演発表したほうの

「自閉症で通う特別支援学級から、一般中学を受験して第一志望校に合格」
するほどに自閉の症状が改善したケースです。

口演発表では、PPT(パワーポイント)を大きなプロジェクターで映し、
大まかな内容をお伝えしながら、口演しました。

こちらにPPTの内容を貼り付けて、説明をしたいと思います。

*PPT:0

「彼は小学1年生;6歳のときに、高機能自閉症と診断され、
はじめは普通級に通っていましたがしだい普通級での学習が
難しくなり、小学3年生のときに特別支援学級に移りました。

こちらは、彼が小学5年生;10歳で、初めて健康相談会にい
らしたときの主な症状になります」

*PPT:1

次は彼のタイムラインです。

*PPT:2

「青い文字がワクチン接種歴です。
彼は生まれてから3歳までの間に13本のワクチンを接種し
ていることがわかります。

ワクチンを接種するたびに高熱を出したそうですが、毎回解
熱剤を使用して熱を抑えたということでした。
彼の自閉傾向が現れたのは、幼稚園に入学した3歳からです」

「そして、自閉症と診断される 6歳までの間に、頭を強く打
つ事故に3回あっています。
赤い文字が事故やケガの表記です。

10歳になって学校や家での行動がさらに落ち着きがなくなっ
てしまい、児童精神科を受診して投薬治療を受けましたが、
「ぼんやりしすぎていやだ」という本人の希望で投薬を中断し、
ホメオパシーの相談会にいらっしゃいました」

「健康相談会は、2009年の8月25日~2010年
9月21日の間に全部で8回行っています。
こちらは、全8回の相談会で常時お出ししていた主要なレメ
ディーとそれらの選択理由です」

*PPT:3

「ここで重要なのはHydrogen(ハイドロジェン)
水素のレメディーです。

彼は身長140cmで体重41Kgとぽっちゃり太め、記憶力
が不足し、上の空で心ここにあらずな状態で、いつもイライラ
と怒っていて不満足なかんじでした。

これらはHydrgenoid 水素体質の特長を現しています。
水素体質=Sycoticマヤズムであり、Sycoticの主要レ
メディーはThujです」

「Thujは、ワクチンの影響によるさまざまな症状を軽減す
るレメディーとして知られていますから、彼の水素体質を立ち
上げたのはワクチンではないかと考えました。

そこでコミュニケーション能力不足や言語発達遅延、協調性、
集団行動、運動機能発達遅延の改善には、由井会長の開発さ
れたワクチンの影響を軽減する、マザーティンクチャーの
Mt/Thuj-Vom5、Mt/Hyper-Str、Mt/Alfalfa-Autを常時にとっ
ていただきました。

これら3本のマザーティンクチャーに関しては、全8回の相談
会の間、かかさず毎日お取りいただいています。
そのほか、このような介入レメディー、マヤズムなども常時お
取りいただいています」

次はこれらのレメディーをどのような形で取っていただいたの
か、ということを4回目の相談会のレメディーを例にとってご
紹介します。

*PPT:4

「実はこの4回目の相談会のレメディーが、その後の症状を大
きく改善するきっかけとなりました。

というのは、事故・ケガに関して初回相談会のときに聞いたの
は、6歳時に自転車と衝突して頭をコンクリートに打ち、出血
してたんこぶができた事件だけでした」

「ところがその後、相談会を重ねるごとに生後11ヶ月のときに
車の座席に赤ちゃんだった彼をおいて母親が運転していたときに
柱に衝突し、その衝撃で座席から足元へ赤ちゃんが落ち、全身
を打撲していたことや、3歳のときに幼稚園の遊具から落ちて頭
を打ったことなどをお母様が思い出しました。

そこで事故やケガによって頭部を損傷したことも症状の大きな原
因ではないかと思い、そのような肉体的、精神的ショックを解
消するレメディーとしてAcon10Mを3日間 、Op10Mを3日間、
Arn10Mを3日間、夜寝る前に順番にとっていただきました」

「Acon、Op、Arnは、夜寝る前に、順番に砂糖玉の粒でとって
いただいています。
そして、発達遅延の改善を促すメインのレメディーとしては、毎日
かかさず、マザーティンクチャーのMt/Thuj-Vom5,Mt/Alfalfa-Aut,
Mt/Hyper-Strを、1日9~10滴を目安にお取りいただきました」

「介入レメディーとマヤズムレメディーは、週に1回を目安にとっ
ていただきました。
そして重要な水素体質の改善には、Hydrogen200c 1びんをAcon、
Op、ARNのあとに粒で毎晩お取りいただきました」

次はこれらのレメディーによってどのような好転反応があった
のかという紹介です。

*PPT:5

相談会後毎回のように発熱があり、また湿疹や下痢など
の症状もあったことがうかがえます。

6回目のところに、「水様の下痢が頻繁にあったが、それ
によって特に体調は悪くはない」とあります。このよう
に一般的に考えるとかなりしんどいのではと思われる症状
でも、実際受験勉強に集中できているわけですから、本人
は意外に気分よく過ごしているというのが好転反応の特長
といえると思います。

次は、好転反応後の症状の改善経過です。

*PPT:6-1

「このように1回目、2回目、3回目と相談会をへるごと
に少しずつ改善は見られていました。

特にはじめの相談会では、誰も話しかけていないのに、無
意識に「うん、うん」と小さい声で始終言っていましたが、
それがまったくなくなりました。

そしてどもりや早口がなくなり、とてもスムーズに話せる
ようになりました」

「しかし、さきほどの事故やけがのショックを取り除く、
4回目のレメディーのあとに大きく改善が見られました。

相談会4回目:2009年12月18日の経過では、
学校から連絡帳で、先生から集中力が上がったといわれ、
学力維持のために行っていた塾からは、最近集中力が上
がったので集団のクラスに移っても大丈夫だといわれ、
個人指導クラスから集団クラスに移行できました。

ひとめ見ただけでイメージが変わり、相談会の間も終始落ち
着いて座っていられましたし、質問には「~です」ときちん
と答えられるようになりました。

かつ舌もよく、早口やどもる様子もなくなり、しっかり話そ
うという様子が伝わってきます。

さらに自分からスイミングスクールに通いたいといって、通
い始め、体重が3kgも落ちて見た目もスリムになり、少年
らしくなっていました」

*PPT:6-2

「さらに相談会5回目:2010年2月3日後の経過では、
今までは難しい問題、苦手な問題にぶつかると、すぐにプリ
ントをぐちゃぐちゃポイッと捨てていましたが、今はじっく
りと考え、トライできるようになりました。

塾では去年の11月まで週1回の個人指導クラスから、中学
受験の集団クラスに移り、週1日だったのが、週に4日も通
って勉強を頑張れるようになり、スイミングにも順調に通い、
また体重が落ちましたということでした」

「そして相談会6回目:2010年3月12日後の経過で注
目すべきは、運動会で集団行動である「組み体操」がきちん
とできたことです。

「組み体操は大の苦手で、5年生のときはできないとくじけ
ていたのですごい進歩。
筋力やバランス力、集中力、協調性が試される組体操を最後
までしっかりできたことが親としてとても誇らしかった」と
報告を受けました。

相談会7回目:2010年6月14日後の経過では、
3年ぶりに知能検査をしたら、IQが120と飛躍的に上がっ
ていました。

小学3年生以来、テストに集中できないため、検査を受けるこ
とができない状態だったので、飛躍的進歩といえると思います。
志望校を受験できそうだと報告を受けました。

また、O脚で歩き方がぎこちなかったのに、しっかり歩けるよ
うになっていた、ということから運動機能の改善も見られまし
た。このことから骨や筋肉の発育が正常化したと考えられます」

「そして彼は相談会当初から、大きな体の割りに声のトーンが
とても高いのが特徴だったのですが、年齢相応の男の子らしい
声に変化していて驚きました。

7回目にお出したPitu-Gl(ピチュータリグラント)脳下垂体のレ
メディーが、よかったのではないかと思っています。

最後の相談会8回目:2010年9月21日後の経過ですが、
受験に備えて夜遅くまで勉強を頑張り、この後、第一志望校に
合格して現在中学生活を送っていらっしゃいます」

「これら全8回の改善の結果から考察すると、
彼の場合は、ワクチン接種のたびに高熱を出したが、それを解熱
剤を使用して何度も抑えたことにより水素体質になったことと、
ケガや事故による頭部の損傷という2つが、自閉といわれる症状
の大きな原因ではないだろうかと思われます」

「最後に彼のお母様からいただきました、現在の様子をまとめと
してご紹介します」

*PPT:7

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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