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赤ちゃんの睡眠障害が改善したケース・1歳3か月女子

赤ちゃんの睡眠障害が改善したケース・1歳3か月女子

(体験談はクライアントさまの原文ほぼそのままを
掲載しています。2013年6月27日)

「丸一日の陣痛の末、帝王切開で生まれた
次女の体験談です。
現在、一歳3か月です。

生まれたときから、鳴き声が大きく、新生児室
からもあまりにも顔を赤くしてずっと泣いている
からと、ほかの赤ちゃんより早くにサッサと沐浴
と測定が終わったら手元に戻される赤ちゃんでした。

起きたとき、おしっこの度、うんちの度に、泣き
始めの第一声から、つんざめくような声で、顔を
赤黒くなるまで力をいれ、しかも、のどを震わせて
一切の呼び泣きをしてくれない切羽つまったような
泣きかたで、古い家だったこともありますが部屋の
ガラスがびりびりいうような鳴き声でした。

しかも私が離れると、まるで
『センサーがついているのでは?』と思うくらい、すぐに
その大きな鳴き声で私を呼ぶようになりました。

自分で言うのもおかしいですが、優しいし、けっこう
いいお母さんしてたと思うのです。
とても大切に、ずっと抱っこしてしましたし。
なぜこんなに泣くのか、なぜこんなに不安がるのか。

母乳も十分な量がでていたとおもいます。

一ヶ月検診では、

『赤ちゃんは泣くのが仕事だから』
『泣く子は体力があるんだよ』
『肺がつよくなるよ』とか、
たくさん慰めの言葉を一通り言われ、

『赤黒くなるまでのどを震わせているのですが、
心臓が悪いことはないですか?』とたずねると
『顔が青くなって呼吸が出来なくならない限りは
元気です・・・』と・・・。

なんだか頼りどころがなくなる感じの返答で。

こうなると自問自答の繰り返しです。

『帝王切開だから不安だったかも。
もっと大事にしていこう。

妊娠中つわりもとてもきつかったし、忙しくて声掛け
をしなかったから?
最初の晩に新生児室に預けたから?
潜在意識で大事にできてないのか?』

と、どんどん自分を責める日々が続くようになりました。
母親としての自信も粉々になりました。

私も疲弊して八つ当たりが上の娘にいってしまい
上の娘もさすが一歳のお誕生日を迎えるころには
泣き叫ぶ妹をみて、耳をふさぎ
『こんなに泣くあかちゃんだったらいらない!
私も抱っこしてほしい!』と、
上の子がかんしゃくを起こして大声をだすようになり、

私もさすがにそれをみて、主人に泣きながら、
『こんなに大事に思っているのに、
生んでよかったのかとか、生まない生活も選べたの
ではと思ってしまう』と言ってしまう日がありました。

そしてそれはすごい罪悪感でした。

眠りが浅く、気が短いというか、ゆとりのないかんじ、
警戒してる感じが収まらず、泣いているだけの印象で、
どんな子なのか、どんなことをしたら喜ぶかさえもわか
らず。
泣いているときは、私以外の人が近寄るだけで、来るな!と
言わんばかりの暴れっぷり。もうヘトヘトでした。

一歳前の相談会。初めは皮膚の症状が主訴でしたが、
それは治まったので、次に片上先生がなぜ眠りが浅く、
母親から離れると泣き叫ぶのかをQXマシンで詳しく調
べてくださいました。

通信の相談会だったのですが、
まず一番最初に
「ご両親のどちらか、下痢止めをたくさん取りませんでしたか?」と。

これには驚きました。
実は私は、若い頃すぐにお腹を下すので、お腹が痛くなると
下痢止めを頻繁に飲んでいたからです。
海外旅行でお腹を下したときは二週間くらい毎日のように飲ん
でいたこともありました。

次女の浅い眠りの様子を詳しく伝えたところ
『お母さんが過去にたくさん取った下痢止めが症状の原因
だと思う。だから下痢止めの主成分のクレオソートのレメディで
症状が改善するのではないか』ということでした。

眠りが浅く、熟睡しているような状況でも、眼球が動いて
いたり、私が寝返りをうつだけで目をさましたり、夜中に
お手洗いにも置いていけず、とても気難しい感じで、常に
抱っこか、おんぶか添い寝をしていました。

睡眠時間も短かったです。夜泣きとはまた違うんです。
気が立ってるかんじ。

また手の甲に現れていた、ウロコのような、角質がめく
れるような感じのカサツキがありました。

そのクレオソートのレメディのマテリアメディカを教えて
もらうと、手の甲のカサツキまで症状がぴったりだった
ので、これはヒットするんじゃないかなと思いました。
先生と二人でワクワクしながらの相談会でした。

そしてなんと、レメディをとって二日目の晩、生まれて
以来、初めて授乳しながら寝た娘をベッドに置くことが
できたのです。

それまではどんなにそっとベットに寝かせようとしても、
察知して、目覚め泣き叫んでいました。

もう、感動で手が震えて心臓がバクバクしました。
そのまま、主人を呼びにいき
『見て、みて!!!! ベッドに置けたよ!
ここは、今、わが家の観光スポットです!!』と大興奮。

そのときは30分くらいで起きましたが、初めて
彼女をおんぶせずに、家事をすることができました。

その感動を思わず先生にもその場でメールし、
とても喜んでくださいました。

そこから、数日の間にあれよあれよという間に
ひとりで置ける回数が増えたり、ひとりでベッドで寝て
くれる時間が増えたのです。

そして3か月経過した今では、一日一回は昼寝もします
し、夜も一旦寝てしまえば、数時間は離れて用事をする
ことが出来るようになりました。

そして、上の娘とも話したり、抱っこしてやれる時間が
増えて本当に私自身も穏やかになりました。

あれだけ泣き叫び、私も精神的にギリギリのところまで
追い詰められたのに、この三ヶ月で人が変わったように
主人にもなつくようになり、ほかの方にも人懐っこく、とて
もよく笑う、とてもコミカルな、人気者になりました。

オーバーではなく、やっと、自分の子を抱いたような感じ
すらするくらいの変化なんです。

レメディを相談会で選んでいただくことが重なるたびに、
一緒に先生と体の本質の部分を探していってる感じが
していましたが、本当にその通りな気がします。

わが家は、五年ほど、家族みんなで先生にお世話に
なっていますが、体調面ではなく、今回は人格面といっ
てもいい側面で助けていただきほんとうに感激しました。

引っ越しで遠くになってしまったため通信での相談会を
していただいています。

最初は遠いのに大丈夫なのかな?と心配していたの
ですが、子どもの様子や匂いとか質感などを直接見て
いただけない分、自分で自分のこと家族のことを責任を
持って観察して伝えるので、いろんなことを見るようになり、
かえってよかったなと思っています。

ただ、なによりも、今回の娘の睡眠の改善だけでなく
いつも先生の臨床経験からくる安定感と熱心にレメディ
をさぐってくださる姿勢を信じています。

一人でも多くの悩めるお母さん方が、レメディの恩恵で
happyになって欲しいな、と思います」

♥産んでから1回もベットに置けたことがないと聞いて
びっくりしました。

授乳して寝たと思っても、置くとすぐに目を覚まして
ものすごい勢いで泣くのです。

常におんぶかだっこをしながら家事をし、夜も1時間
~2時間ですぐに目を覚まし、寝ている間さえ、薄目を
開けているように見え、常に様子をうかがっているよ
うな感じだったそうです。

これではお母さんはノイローゼになりますよね。
精神的にギリギリだった・・というのもわかります。

QXマシンで測定したら、Kreos(クレオソタム)という
レメディが浮上してきました。
これはブナの木のクレオーソート(木タールを蒸留して
得られたフェノール類の混合物)から作られたレメディ
です。

クレオソートといえば、ポピュラーな市販薬の下痢止め薬
の主成分です。
私も昔はずいぶんお世話になりました~。

そこでご両親のどちらかが、もしかしたら下痢止めを
たくさん取られた薬歴があるから、このKreos(クレオ
ソタム)が浮上してきたのでは?と思ったのです。

そして驚くことに、結果はその通りでした。
しかしながら、私もこの相談会を通して、Kreosのマテリ
アメディカの中に、小児の夜泣きがあることを知りました。

以下Kreosのマテリアメディカから精神と睡眠の項目から
抜粋してみます。(by ロビン・マーフィー マテリアメディカ)

精神:小児はあらゆるものを欲しがるが、与えられると物
を放り投げる。夜、叫び声をあげる(小児)、音楽を聞くと
泣く、動悸が起こる、生歯中、小児は常にぐずる、または
半分目を開いたままうたた寝をする、不機嫌で眠れない、
気難しい、短気。

睡眠:なだめたり機嫌をとらなければ、小児は眠らないだろ
う。睡眠が妨げられると全身の落着きのなさ、疲労感、手足
の痛みが生じる。一晩中、明らかな理由もなく寝返りを繰り
返す。

上記Kreosのレメディの特徴に、彼女の症状はほとんど
当てはまってました。
おかげで、張りつめていた気が治まって、別人のように
おだやかに眠れるようになったのです。

睡眠は、人間の健康にとってとても重要なもの。
お母さんにとっても彼女にとっても、本当によかったと
思います。

今回は下痢止め薬が、赤ちゃんの神経を過敏にさせ
睡眠障害を起こす要因でしたが、臨床の中でお母さん
が帝王切開や妊娠前に全身麻酔手術をされた際に多量
に取った麻酔薬が原因だったことも多々ありました。

親が過去にとった薬が子供に影響するとは、普通では
考えられない事ですが、このように同種のレメディーで
症状が改善していくのですから、なんらかの影響がある
のだと思います。

この症例のように子供の睡眠障害から、母親も睡眠不足
になり、ギリギリ精神状態から、鬱症状へと発展してい
き、眠りたい欲求から睡眠薬を常用したり、精神安定剤
を常用するようになってしまうケースもあるようです。

そうなる前に、代替医療のホメオパシーをひとつの選択肢
にしていただけたらと思います。

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